日本の近代医療は西洋医学を中心に発達しました。
日本のほとんどの医師は西洋医学を医学部で学び、治療を行います。
一方、中国では西洋医学の医師・東洋医学の医師と2種類の医師がいます。
大学で西洋か東洋かを専攻し、専門医の資格を取得します。東洋医学の専門医が存在し、医師として認められているのです。
西洋医学と東洋医学の違いは何でしょうか?
西洋医学は体の悪い部分を特定し、悪い部分を取り除いたり改善することを中心とする治療です。
東洋医学は体全体を見つめて、体のバランスを整えて自然治癒力を引き出すことを中心とする治療です。
具体的な病気の治療を行う西洋医学/ カラダ本来の治癒力を高める東洋医学
この2つが融合した治療方法が、いつまでも元気に生活していく上で最適だと言われています。
当クリニックの東洋医学で処方するお薬(漢方薬)や治療は保険適応です。
東洋医学は数千年以上前より伝わる伝統医療のひとつです。
長年の様々な治療経験を系統化した集大成である、"経験医学"とも言われます。
病気の一歩手前の状態で、病院などの検査では原因が判明されません。
この状態が続くと、本格的な病気に発展する可能性があります。
現代社会ではストレスを抱えた「未病」の方が多くいます。
体の調子が悪い時は、何らかの原因で体のバランスが崩れている時です。東洋医学では、体のバランスを整えることにより、未病を治して健康な状態へと導きます。
病院などの検査では病名、原因が分からない・・・
雨が降ると関節が痛む・・・
慢性的な症状がずっと続いて辛い・・・
西洋医学なら、原因が不明だと治療のしようがないとの判断がほとんどです。しかし、東洋医学は病名診断ではなく、カラダ全てを診断して治療方法を決めます。そして、カラダ全体を健康な状態へと導きます。